Instagramは、アプリを通じてNFTの作成、販売ツールを開発していると、親会社のMeta(メタ)が発表。
2022年11月3日、米暗号資産メディア「Decrypt」によると、Meta(メタ)のコマース&フィンテック責任者「Stephane Kasriel(テファン・カスリエル)」は、「少数のクリエイターがまもなくNFTを作成し、Instagramですぐに販売できるようになる」と発表した。
NFTは、Metaがしばしば「digital collectibles(デジタル収集品)」と呼ぶもので、資産(通常はデジタルアート作品)の所有権を示すユニークなブロックチェーントークンだ。
まずは一部のアーティストやコンテンツクリエイターから提供開始。
発売当初としてはNFTの鋳造にPolygon(ポリゴン)を使用。また「OpenSea」からNFTのメタデータを取得し、コレクションの名称や説明をInstagramで閲覧できるようにする予定だ。
Metaは、全ての人にこの機能を提供する前に、まずは一部のアーティストやコンテンツクリエイターに展開するようだ。
写真家の「DrifterShoots」、ビジュアルアーティストの「Ilse Valfré」、アーティストの「Amber Vittoria」などのクリエイターが、メンバーとして選ばれている。
この戦略は、MetaのWeb3に対する他のアプローチと一致している。 2022年5月には、InstagramとFacebookのプロフィールにNFTを表示するためのウォレット接続機能を、特定のクリエイターに展開すると発表した。
「ブロックチェーンを含むWeb3技術に関する当社の戦略は、クリエイターの生計を助けることに重点を置いています」とKasriel氏は述べている。
更にKasriel氏は、2024年まではNFTの作成や販売に独自の手数料を課さないと明言している。また、購入者のイーサリアムガス料金も負担することを約束しているが、この特典の終了時期は明らかにされていない。
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