映画「She’s Gotta Have It 」で自身で演じたマーズ・ブラックモン役の静止画をイーサリアムNFTでリリースする予定。
2022年5月21日、米暗号資産メディア「Decrypt」によると、映画監督「スパイク・リー」は、1986年に公開された長編映画「She’s Gotta Have It 」で自身で演じたマーズ・ブラックモン役の静止画をイーサリアムNFTでリリースする予定のようだ
この試みは「The Visible Project」と呼ばれる新しい映画制作プラットフォームを通じて行われる。NFTの各画像は、映画のオリジナル35mmプリントからレンダリングされ、3,945個の様々な視覚的に特徴を持つものが制作されると言うことだ。まだ詳細は未定だが、今年の夏頃発売される予定だ。
更に若い映画製作者に資金を提供し、NFT保有者がどのプロジェクトが作られるかに投票できる仕組みを検討中。
「スパイク・リー」は「The Visible Project」のプラットフォームを利用して、若い監督を支援し、NFTの保有者がどの映画に資金を提供するか投票できるようにする仕組みも検討中。まさに「映画資金調達の民主化」と言うべきものだ。
また彼は、資金を得た映画制作者に対して、彼の映画スタジオ「40 Acres and a Mule Filmworks」の制作リソースの一部を利用できるように検討しているようだ。
- 1957年3月20日 米ジョージア州アトランタで誕生
- 本名:スパイク”シェルトン・ジャクソン・リー
- 映画監督、プロデューサー、脚本家
- 1985年 長編映画「She’s Gotta Have It 」を発表
- 1989年 「Do the right thing」を発表し、黒人映画監督としての地位を確立
- 仮想通貨やブロックチェーンについての記事を扱う大手Webメディア
- 独自トークン「Decrypt Token(DCPT)」を発行
- 「Decrypt Token」は、記事を読んだりSNSでシェアしたりすることで獲得できる
NFTとは「Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)」の略で、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。何のこと?って感じですが、分かりやすく言うと「固有の番号付きデジタルデータ」。これまで画像、映像、音楽、アートなどのクリエイティブなデジタルデータは、そのものの価値を証明するのが難しかったのですが、ブロックチェーンの技術によって「唯一のものと証明可能」「改ざん不可能」「作成者や所有者の履歴が残る」という機能を備えることで、NFTアートには大きな可能性が広がっています。