今月のオススメ書籍
「成功するクラウドファンディング―――「あったら楽しそう」のワクワク感にお金が集まる」(著者:小宮一慶)
評価:
クラウドファンディングの書籍はたくさんありますが、中田敦彦のYoutube大学でも紹介されたクラウドファンディングにおける成功のポイントを解説した書籍です。
クラウドファンディングとは クラウドファンディングとは、多数の人々から小額の資金を集め、プロジェクトを実現する方法のことです。資金調達だけでなく、新しいアイデアや商品を発信する場としても注目されています。
成功するためのポイント 成功するクラウドファンディングには、以下のポイントが重要です。
- ワクワク感の提供:プロジェクトが実現した際に得られるメリットや、プロジェクトの魅力を伝えることが大切です。
- 資金調達額の設定:資金調達額を現実的に設定することが重要で、目標額を超える調達も必要です。
- PR戦略の構築:SNSやメディアを活用したPR戦略の構築が必要で、情報発信を積極的に行い、支援者の獲得を目指す必要があります。
- リターンの提供:支援者にリターンを提供することで、プロジェクトに対する支援者のモチベーションを高めることができます。
- プロジェクトの運営:プロジェクトの運営をしっかりと行い、支援者とのコミュニケーションを密にすることが重要です。
「公認会計士・税理士が教える「東京」×「中古」×「1R」不動産投資の始め方」/澁谷賢一 (著)
評価:
不動産投資に興味がある初心者向けの書籍です。この本では、東京の中古1R物件を中心に、どのように投資を始め、運営するかを解説しています。
本書では、初めに不動産投資の基本的な考え方や、1R物件の魅力、不動産投資における税金の扱いについて解説しています。次に、物件の選び方や購入方法、賃貸経営のポイント、リフォームの方法、管理会社の選び方、入居者募集の方法など、実践的な内容が詳しく説明されています。
また、投資にあたっての資金計画やリスクマネジメント、節税対策などの財務面に関するアドバイスも掲載されています。さらに、公認会計士や税理士など、専門家に相談すべき点や、不動産投資における法的な問題についても触れられています。
この本は、初心者でもわかりやすい言葉で書かれており、実践的なアドバイスが豊富に含まれています。不動産投資を始めたい人や、投資をしているけれどもう少し効率的に運営したい人にとって、役立つ一冊となっています。
日本のシン富裕層 なぜ彼らは一代で巨万の富を築けたのか/ 大森健史 (著)
評価:
中田敦彦のYouTube大学でも紹介されていた本ですが、シン富裕層は、これまでの富裕層と考え方や価値観が大きく異なる点があるという。特に面白かったのは、ビジネスにおいて相手と交渉する際、相見積もりを取って値段を比較検討しながら、物事を決めていくというのが一般的。しかしシン富裕層は、意思決定スピードが非常に早い。日本の失われた30年の原因は、ここにあるんじゃないかと思う。サービスに対して、相応の価値があればしっかり対価を払う。値切っている時間も無駄だということです。
成功の秘訣として、以下のような要因を挙げています。
・独自のビジネスモデル:多くの富裕層は、独自のビジネスモデルを確立して成功しています。彼らは、市場の空白を見つけ、差別化された商品やサービスを提供することで競争力を獲得し、成長を続けています。
・強い信念と行動力:多くの富裕層は、自分たちのビジョンや信念に強い確信を持ち、それを追求するために強い行動力を持っています。彼らは、自分たちの能力やポテンシャルを信じ、リスクを冒して新しいビジネスに挑戦しているという特徴があります。
・自己投資:富裕層は、自分たちの成長やビジネスの発展のために、積極的に自己投資を行っています。彼らは、自分自身を磨くために、自己啓発や専門知識の習得に力を注いでいます。
・人脈と社会的資本:富裕層は、豊富な人脈や社会的資本を持っています。彼らは、ビジネスにおいて重要な人脈を広げることで、新しいビジネスの機会を獲得し、ビジネスを成長させています。
「悪魔を出し抜け! / ナポレオン・ヒル」田中孝顕(著)
評価:
こちらは自己啓発本ですが、人生やビジネスにおいて悩みや困難が発生した場合に、次のようなステップを踏んで対処することを提唱しています。
1:問題を明確にする:まず、直面している問題を明確にし、それがどのような状況につながっているのかを理解します。
2:解決策を考える:問題を解決するために、自分自身に問いかけ、解決策を考え出します。また、他の成功者が同じような問題に直面した場合にどのように対処したかを学ぶことも有効です。
3:行動する:解決策を考え出したら、すぐに行動に移します。たとえ最初の行動が小さくても、一歩ずつ進んでいくことが大切です。
4:結果を分析する:行動を起こした後、結果を分析し、改善点を見つけます。また、成功した場合には、その理由を把握して、再現性を持たせます。
「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門」/三戸 政和 (著)
評価:
小さな会社を買うメリット:既存のビジネスを買収することで、既に確立された顧客や人脈、業務フローなどを継承することができます。また、新規事業を立ち上げるよりも安価で、早期に利益を上げることができる可能性があります。
小さな会社を見つける方法:新聞やインターネットなどの媒体で、売り手を募集する情報を収集することができます。また、業界の専門家や企業買収支援サービスを利用することもできます。
買収の際に考慮すべきポイント:買収する会社の財務状況や経営者の信用性、法的な問題などを調査し、買収前に慎重に検討することが重要です。また、買収後の経営方針や事業計画を策定し、スムーズな経営移行を図ることも大切です。
買収後の経営:買収後の経営においては、従業員とのコミュニケーションや業務プロセスの再構築などが必要になる場合があります。また、買収前に想定していなかった問題が発生することもありますが、迅速に対処することが重要です。