「OpenSea」は「先行者としての利点」はあったが、そのインターフェースは非常に魅力的なものとは言えない。
2022年4月16日、米暗号資産メディア「Decrypt」によると、NFTアーティスト「pplpleasr」が「Decrypt」のgmポッドキャストの最新エピソードに登場し「OpenSea」を含むNFTマーケットプレイス間の競争について話した。
- NFTアーティスト「pplpleasr(ピープルプリザー)」(本名:Emily Yang(エミリーヤン))
- 2017年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のデザインメディアアーツ学部を卒業
- 分散型取引所ユニスワップで、彼女制作の動画が525,000ドル(310 ETH)で販売された。
- 2021年2月、「Shibuya」というWeb3動画プラットフォームを設立
- 2021年12月、フォーブスが選ぶ30歳以下のリーダーの一人として選出された(仮想通貨業界からは15人選出)
- 2022年3月、ファッション誌「VOGUE台湾」の4月号表紙を制作
- 暗号資産を購入、売却、入出庫、保管するためのオンラインプラットフォーム
- アメリカのサンフランシスコで2012年6月に設立され、現在100カ国以上で展開
- ユーザー数は全世界で6800万人(2021年8月時点)
「pplpleasr」は、「OpenSea」よりも「Rarible」と「Foundation」を好む。
「pplpleasr(ピープルプリザー)」は、『「OpenSea」がその立場を利用してかなりの数のNFTリストとユーザーがいる場所ですが、「OpenSea」が彼らのインターフェースについて非常に魅力的なものを持っているとは言えません』と語った。
では、どのNFTマーケットプレイスを好みますか?という問いに対して、まず主要なライバルとは異なる道を切り開いた「Rarible」の名前を挙げた。「NFT作成者は自分の作業をより細かく制御およびカスタマイズでき、プラットフォーム独自の作成プロセスに縛られることがない」と彼女は答えた。
更にNFTマーケットプレイスのユーザーインターフェイスとユーザーエクスペリエンスデザインのトピックについて、「まだまだ、やるべきことは沢山ある」と述べ、唯一「Foundation」については「最も洗練された外観のサイト」であり、「全体の体験が非常にスムーズである」と述べた。
- 仮想通貨やブロックチェーンについての記事を扱う大手Webメディア
- 独自トークン「Decrypt Token(DCPT)」を発行
- 「Decrypt Token」は、記事を読んだりSNSでシェアしたりすることで獲得できる
NFTとは「Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)」の略で、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。何のこと?って感じですが、分かりやすく言うと「固有の番号付きデジタルデータ」。これまで画像、映像、音楽、アートなどのクリエイティブなデジタルデータは、そのものの価値を証明するのが難しかったのですが、ブロックチェーンの技術によって「唯一のものと証明可能」「改ざん不可能」「作成者や所有者の履歴が残る」という機能を備えることで、NFTアートには大きな可能性が広がっています。