P2Pファイル交換サービス「LimeWire」は、音楽中心のNFTマーケットプレイスとして復活。
2022年5月18日、米暗号資産メディア「Decrypt」によると、かつてP2Pファイル交換サービスとして人気を集め、2010年に裁判所命令でサービスを停止した「LimeWire」は、音楽のNFTマーケットプレイスとして再スタートする予定だ。
米大手音楽レーベル「Universal Music Group(ユニバーサルミュージックグループ)」は、この音楽プラットフォーム「LimeWire」を通じて、所属アーティストがNFTをリリースできるようにする契約を締結した。
米大手音楽レーベル「Universal Music Group」は、この新しい「LimeWire」を介してNFTをリリース予定。
「Universal Music Group(ユニバーサルミュージックグループ)」の契約アーティストには、Taylor Swift(テイラースイフト)、 Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)、U2(ユートゥー)、 BTS(防弾少年団)、 Chris Stapleton(クリス・ステイプルトン)、 The Weeknd(ザ・ウィークエンド)、Abba(アバ)、Elton John(エルトン・ジョン)といった大物アーティストが名を連ねています。
今回の契約により、これらの人気アーティストのNFTが「LimeWire」経由で購入できる日も近いかもしれません。
- P2Pファイル交換サービスとして人気を集め、2010年に裁判所命令でサービスを停止。
- 音楽関連のNFTを扱うマーケットプレイスとして2022年5月に復活。
- Wyreの支払いプラットフォームを介してクレジットカードでNFTを購入可能。
- 仮想通貨やブロックチェーンについての記事を扱う大手Webメディア
- 独自トークン「Decrypt Token(DCPT)」を発行
- 「Decrypt Token」は、記事を読んだりSNSでシェアしたりすることで獲得できる
NFTとは「Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)」の略で、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。何のこと?って感じですが、分かりやすく言うと「固有の番号付きデジタルデータ」。これまで画像、映像、音楽、アートなどのクリエイティブなデジタルデータは、そのものの価値を証明するのが難しかったのですが、ブロックチェーンの技術によって「唯一のものと証明可能」「改ざん不可能」「作成者や所有者の履歴が残る」という機能を備えることで、NFTアートには大きな可能性が広がっています。