ラグジュアリーブランド「Balenciaga(バレンシアガ)」が22年6月より一部の店舗で暗号通貨の取り扱いを開始。
2022年5月24日、米暗号資産メディア「Decrypt」によると、ラグジュアリーブランド「Balenciaga(バレンシアガ)が22年6月よりオンラインと一部の店舗で暗号通貨の取り扱いを開始する予定だ。
当初はビットコイン(BTC)およびイーサ(ETH)のみだが、将来的に他の仮想通貨も利用できるようになるという。5月末には「Gucci(グッチ)」が一部店舗でビットコインの取り扱いを開始するというニュースもあり、ファッション業界での仮想通貨の利用は益々拡大していきそうだ。
デジタルファッション業界は最終的に物理的なファッション市場の2兆ドル規模に近づく?
昨年は、バレンシアガ、グッチ、ナイキ、ドルチェ&ガッバーナ、バーバリーなど、数多くのレガシーブランドがNFTコレクションやメタバースのポップアップを立ち上げた。多くの伝統的なファッションブランドにとって、デジタルファッションをビジネスチャンスとして捉えているようだ。デジタルファッション業界は最終的に物理的なファッション市場の2兆ドル規模に近づくか、それに匹敵する可能性さえあると言われている。
昨年12月には、バレンシアガが社内にメタバースビジネスユニットを設立することを発表した。同ブランドの CEO である Cédric Charbit 氏は WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル) の取材に対し、この部門の計画や長期戦略について何も明らかにしませんでしたが、「メタバースをひとつの国として」捉えており、同ブランドが現在展開しているどの国とも同様に重要な市場であると述べています。
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