ねえねえ、トラえも〜ん。最近NFTアートが話題になっているけど、私も作って売ることができるの?
さすが!のびかちゃん、新しいことに敏感だね。まずはNFTのことから説明していくね。
NFT、NFTアートとは何なのか
NFTとは「Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)」の略で、直訳すると「代替不可能なトークン」という意味になります。何のこと?って感じですが、分かりやすく言うと「固有の番号付きデジタルデータ」。これまで画像、映像、音楽、アートなどのクリエイティブなデジタルデータは、そのものの価値を証明するのが難しかったのですが、ブロックチェーンの技術によって「唯一のものと証明可能」「改ざん不可能」「作成者や所有者の履歴が残る」という機能を備えることで、NFTアートには大きな可能性が広がっています。
NFTアートのポイント
- 唯一のものと証明可能
- 改ざん不可能
- 作成者や所有者の履歴が残る
NFTアートの作り方、出品の仕方
現実のアートと同じくNFTアートも特に作り方が決まっている訳ではありません。画像、イラスト、写真、音楽、動画など様々なデジタルデータがNFTアートとして出品されています。多くのクリエイターが利用しているAdobe社のソフト(Photoshop、Illustrator、Premiereなど)で作成されている場合が多いのが現状です。また実際にNFTアートを発売するには、NFTマーケットプレイスやNFTプラットフォームと呼ばれるサイトに出品して販売するのが一般的です。
NFTアートのマーケットプレイス比較
マーケットプレス名 | 特徴 |
OpenSea(海外) | ・世界最大のNFTマーケットプレイス ・色々なブロックチェーンに対応している ・日本語にも対応している |
Rarible(海外) | ・RARI(Rarible内で使える通貨)を持つと議決権が得られる ・RARIを販売者と購入者はそれぞれ50%ずつ受け取ることができる ・ゲームアイテムやアートなど様々なコンテンツを扱っている |
Coincheck NFTβ版(国内) | ・コインチェックに口座開設している方は簡単に利用できる ・出品・購入手数料が無料 ・決済利用可能通貨が国内No.1の13種類 |
Adam byGMO(国内) | ・クレジットカード・銀行振込による決済が日本円でできる ・購入者のみが見ることのできる「保有者限定コンテンツ」がある ・購入したNFTを二次販売できる |
LINE NFT(国内) | ・LINEアカウントがあれば簡単に始められる ・LINE Pay残高でNFTの購入や出品ができる ・LINEの友達とNFTを贈りあえる |
なるほど!世界と日本に色々なNFTマーケットプレイスがあるのね。
そうだね、のびかちゃん。NFTの活用方法がもっと増えれば、NFTアートの市場も拡大していくだろうね。これからも引き続き、NFTについて最新の情報をこのブログで紹介していくね。